掬ぶ

織る/祈る 結ぶ/掬ぶ絵画の皮膚であるキャンバスを麻ひもで織ることから始まったたて糸によこ糸をうえしたうえしたうえしたうえ…わたしがなくなるような、まるで祈るような作業祈りを織り込む一本の長いひもが線でかたちをつくりだす終わったら次のひもを結び、またしたうえしたうえしたそのたびタマシイが結ばれていくのだろうかこの手で掬ってそそぎこむいつか解けてしまうこのかたちたちにわたしやあなたが、この山に、風に、海にとけゆく日をゆめみて